米国公認管理会計士(USCMA)の申込方法3.プロメトリック試験日予約
IMA(https://www.imanet.org/)サイトで会員登録(Membership)し、受験申請と受験料(Entrance feeとExam fee)を支払ったら、次はプロメトリックの試験会場で具体的な試験日の予約が必要です。その方法を以下にまとめます。
ちなみにプロメトリックのサイトで空き状況の確認だけだったらいつでも可能です。仕事や家庭の都合もあるので、空き状況を確認して受験日の目星をつけてからIMAにExam feeを支払うこともできますが、予約にはIMAからメールで届くCMA試験用のauthorization number(認証番号)が必要となるので若干のタイムラグにはご注意ください。
①プロメトリック(http://www.prometric-jp.com/)サイトから試験の予約を進めます。ここでの注意点は具体的な試験を選択する際に「Institute of Certified Management Accountants」を選ぶ点です。IMAやCMAの単語はなく、Cで始まるCertified Management Accountantsでもないので初めてアクセスしたときは悩むと思います。更にややこしいことにすぐ下にあるInstitute of Certified Management Accountants (ICMA)でもないのでご注意ください。こちらを選んでしまうとエラーになってしばらくアクセスが出来なくなります。
②予約のスケジュールから同意事項に賛成し進むと、認証番号と姓の最初の4文字を入力する箇所が出てきます。認証番号には上述のAuthorization numberを、姓の最初の4文字にはIMAに登録した苗字の最初のアルファベット4文字を入力すれば、次に進めます。
③あとはテストセンター(東京か大阪)を指定し、空いている日時で試験日を設定すれば完了です。
スケジュールでは同じテストウィンドウの範囲ならば予約の取消・再スケジュールもできます。以下の画面の「予約の再スケジュールまたはキャンセル」で予約後もここでリスケ等の対応は可能ですが、予約した試験日の30日以内から手数料が発生します。試験日の72時間(3日)以内からは取消・変更ともに不可能になりますのでご注意ください。
なお、上画面の「空き状況の検索」だけならば、Authorization number(認証番号)を取得してなくても確認できます。受けたいけれど日にちに制約がある方は事前に見てシミュレーションを立ててから受験を申し込むことも可能なので活用してみてください。
試験日の予約お疲れ様でした!あとは試験本番に備えて、頑張ってください!
※試験のオンライン化について 東京・大阪へアクセスが大変な人へは朗報かもしれません。USCMA試験が22年1月18日以降、オンライン受験が可能となりま す。ポイントをまとめると、
受験料は変わらずに日本国内からなら24時間、365日、いつでも参加可能
プロメトリックのProProctorのダウンロードが必要
カメラとマイクは必須!洋服や眼鏡のチェックはもちろん、机の上も部屋も360°映す必要あり。
監督官は受験者8人に1人の割合で存在し、試験中はカメラとマイクは常時ON!更にカンニング防止のためAIを駆使して疑わしい行為もチェックするそうです。もちろんスマホ類の持ち込みもできません。PCの2画面化も禁止です。
4時間の試験でもあるのでトイレ休憩は認められていますが、1回だけで10分のみ。帰って来た時にもう一度フルのセキュリティチェックがあるようですが、もちろんその間も試験時間は過ぎていきます。
現地で試験をする人はトイレまでの移動時間が短縮されるので、その分は家で受験できる方が有利ですね。(その10分間のカメラの前に居ない間だけはテキストやスマホを開くこともできるでしょうね…。)
またおそらくですが、英語で話しながら監督官と意思疎通をしていくかと思います。英語の試験なのである程度得意な人が多いとは思いますが、簡単な受け答え程度はできないと厳しいかもしれません。オンライン受験に関しても追々情報をアップデートしていきたいと思います。