
実践Claude Code入門(読書感想)
実践Claude Code入門―現場で活用するためのAIコーディングの思考法を読んで、JTCの経理財務の立場でためになったこと・感想等を自分の備忘録としてまとめます。
0.AIで仕事が変わる
JTC・ホワイトカラー・スタッフ…AIで駆逐されてしまう人種でしょうか。まだまだ続く会社生活で、AIの波を逃げ切ることはできないし、むしろ、AIをうまく使って、仕事を楽にしたい、そんなマインドでAIを勉強していたらClaude Codeがとても使いやすく驚きました。ただ、便利な機能で終わらないように、その仕組みをちょっと理解してみようと勉強してみました。
1.AIの得意なこと
自然言語による要求が理解できる→言葉で指示できる
タスクを自律的に分解できる=大きな目標と、小さなタスクを分解して実施(効率的に対応)
コード生成と編集ができる=複数ファイルでも一貫性を保って実行可能になる
他ツールとの連携
エラー対応(自己修正機能)
2.AIの苦手なこと
ビジネス問題発見や要件の探索:表面的な問題と本当に必要なソリューションのギャップを埋めるのが苦手
ビジネス価値創造:何を作るべきか・作るべきではないかの判断が苦手
アーキテクチャの判断:トレードオフを理解して適切な技術を選定することは苦手
品質管理やチーム協働:AIが勝手に生成してしまう(意図しないコードの生成等で品質担保が難しい)。人間同士のコミュニティ・文化の醸成も苦手
本書を通じて、AIの得意・不得意 は上記のように整理できると解釈しました。
3.AIに対するマインド
得意・不得意を知ったうえで、今後もAIを使いこなしていくにはどういった考えが必要か、ということを考えると
技術変化に対応する学習能力:急速に変化するAIに適応し、学び続けるマインド
AI協働スキル:AIの得意・不得意をわかったうえで、想定通りのアウトプットを制御できる能力、それらを正しく判断する能力
システム思考やデザイン思考:一連の事業活動全体で成果を出す能力
になるかと思います。
AIの動作原理を5つ(環境・知覚・メモリ(長短記憶)・推論・行動)に分け、どこに課題があるかを判断する、それを具体的な失敗事例と解決案で説明があり、わかりやすく、今後の実践的なアプローチを学べる良い本でした。
以前受講したAIセミナーでHuman-in-the-loopの視点を学びましたが 、これがAI協働スキルにつながるわけだ、と一人で納得しました。
なんでもAIに任せて楽しようじゃなく、どこに人が入って、もう少し言うと自分の付加価値をどこに出すか、というのをAIツールと共に考えていくことが大切。
なんでもAIに教えてもらえる時代だからこそ、AIを勉強し続ける…。大変ですが、新しいおもちゃが増えた気分で、前向きに取り組んでいきたいと思います。

