
【受講レポ】AI経営寄付講座4_事業機能(税務・財務・人事等)
AIについて学びたいと感じていたところ、東京大学大学院 工学系研究科 松尾・岩澤研究室(以下、松尾研)のAI経営 寄付講座 AI Business Insights 2026(以下、AI経営寄付講座)を受講しました。その雑記帳です。
経理財務としてお待ちかねのバックオフィス編です。
講義感想
第8回:AIで進化する税務・財務と監査
どんな内容なのかと期待しすぎていたこともあり、税務と経費精算における実例の内容で、それはそう、と思ってしまう内容でした。ただ、これは当事者として現場にいるものの意見であり、例えば営業職の人からすれば、経費精算の自動化は素晴らしいAI技術なのだと思います。
新たな気づきという面ではエージェントハーネス(付加価値)という単語を知りました。AIの技術も進歩して、中身のレベルアップではなく、AIが動きやすい環境づくりをすることで、AIの能力を存分に活用しようという考えです。
確かに、データが不規則、乱雑と悩むことがあると思いますが、それをAIが利用しやすいようにまとめるようにするだけでも、AI精度は上がるので、それの拡大版かと感じました。
また、論理的には正しくても、税務署や人が変と思う違和感はとても大事で、人もAIに参加させるヒューマン・イン・ザ・ループの枠組みが重要という話もあり、このマインドで業務を見る視点も学べてよかったです。
そんなAI時代では判断をしない=一度立ち止まるといった考えも重要になるため、人はそういった胆力を鍛えることも有効という話になり、それはそうだが、そういった胆力も経験に 基づいて培うものだから、その機会をAIで奪われた場合、どうやって身に付けるのかが気になった次第です。(副業とかですかね)
第9回:AI時代の人材育成・組織運営
AIはツール(手段)ではなく、インフラ(前提)になっている。というのは納得でした。インターネットが当たり前に使えているように、AIも当たり前になっていく時代を感じます。
この大きなパラダイムシフトにおいて、日本は効率化・コストダウンのためにAIを活用する例が多いのに対し、米国では顧客満足度の拡大や新しい体験の提供といった利用に注力する違いがあるそうです。どちらが良いかというより、傾向(バイアス)を知っておく良さはありますね。
AIであふれる情報の中で、論理的思考の重要性や、AIにうまく質問する会話力等が重要になる中で、人材は「意思決定者」と「高度な実務者」が重要になるとのこと。中間管理職としては世知辛いです。
またAIを利用することで新入社員が中堅社員並みのパフォーマンスも発揮する時代へ。AIを利用しやすく、アジャイルなスモールな組織ユニットで業務をする等、いろんな話がありましたが、JTC当事者としてはどうすればうちの会社も変わっていけるのだろろう、と思う次第でした。
組織の変革までに絡むと規模が大きすぎるので、スピンアウト事業として、一定の権限内で自由にできる遊撃部隊を作ればよいのでは?と思った次第です。
そのスピンアウトないでバックオフィス(数字)メインで活躍する、という形なら経理財務部員の雇用も創出できそうです。
ご一読ありがとうございました。受講を考える方や仕事でAI を活用したい方の一助になれたなら幸いです。
